町自慢の天然地下水~いつでも飲める、おいしい水~
更新日:2020年08月07日
100年の歳月に磨かれた天然地下水。
町の水道水は、蛇口をひねってすぐおいしい。
北は響灘、南は孔大寺山系に彩られた自然豊かな岡垣町。壮大な山々と大地に降り注いだ雨は、地下深くに浸み込み、さまざまな地層を通る間に自然ろ過され、ミネラル分を蓄えた口あたりのやさしいおいしい地下水へと生まれ変わります。
町内には6カ所の水源と14本の井戸があり、町の水道水は、その85%をこれらの井戸からくみ上げられる地下水によって賄っています。
町と九州大学が共同で行った研究によると、この地下水は、100年以上前の雨から生まれていることが判明しています。カルシウムやマグネシウムをたっぷりと含んだ硬水で、ヨーロッパに多い水質です。
「水道水をそのまま飲むのはちょっと…」と感じる人や、浄水器を設置している人もいるかと思いますが、岡垣町の水道水は心配ご無用。もともとそのまま飲める基準を満たしている地下水をさらに24時間体制でろ過処理や殺菌をしているので、その水質はお墨付き。厚生労働省の「おいしい水」の基準値もほぼ満たしているため、蛇口をひねればすぐに安全で安心なおいしい水を利用することができます。
お問い合わせ先
上下水道課 業務係
電話番号:093-282-1211(代表)
自慢の天然地下水を、多くの人に。
自動給水機で提供しています。
町では、この自慢の天然地下水を多くの人に親しんでもらおうと、岡垣町浄水場のそばの自動給水機で提供しています。水の名前は「岡垣源水大地の水」。町の大地の恵みによって造りだされたことに由来し、名付けられました。適度なミネラルとしっかりとした飲みごたえが特徴です。町内外の多くの皆さんから高い評価を受けている「大地の水」をぜひご賞味ください。
施設使用料
20リットル100円
注:容器は各自、十分洗浄したものをご準備ください。
利用時間
6時から20時まで
注:この時間以外は利用できません。
場所
岡垣町浄水場そば(下の地図を参照)
水質
水質項目 | 岡垣源水大地の水 | おいしい水の要件 |
---|---|---|
蒸発残留物 | 1リットルあたり244ミリグラム | 1リットルあたり30から200ミリグラム |
硬度 | 1リットルあたり136ミリグラム | 1リットルあたり10から100ミリグラム |
遊離炭酸 | 1リットルあたり14.5ミリグラム | 1リットルあたり3から30ミリグラム |
過マンガン酸カリウム消費量 | 1リットルあたり0.3ミリグラム | 1リットルあたり3ミリグラム以下 |
臭気強度 | 1未満 | 3以下 |
残留塩素 | 1リットルあたり0.1ミリグラム未満 | 1リットルあたり0.4ミリグラム以下 |
水温 | 19.0度 | 最高20度以下 |
注:検査日 令和2年5月18日
用語解説
- おいしい水の要件 厚生省(現厚生労働省)「おいしい水研究会」による設定値。
- 蒸発残留物 カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどで、ほどよく含まれると水の味がまろやかになる。極端に多すぎると渋みや苦みが増す。
- 硬度 WHOの基準で1リットルあたり60から120ミリグラムまでは中硬水、120から180ミリグラムまでは硬水とされている。
- 遊離炭酸 炭酸ガスが適度に含まれると水の味をよくする。水中の炭酸は舌や胃を刺激し消化液の分泌を促進する効果がある。
お問い合わせ先
おかがきPR課 商工観光係
電話番号:093-282-1211(代表)
空徳寺(内浦区内)にある「不動の滝」
「岡垣源水大地の水」自動給水機
引用:岡垣町役場公式